"前立腺ケア.com PSA値が気になる50歳からの前立腺情報局

よくあるご質問

前立腺がんが進行するとどうなるのですか?

前立腺肥大症と同じような排尿困難を起こします。
尿道が圧迫される症状は前立腺肥大症とそっくりですが、両者はまったく別の病気です。
前立腺がんはそのまま進行すると、骨やリンパ節などへ転移し、骨転移による腰痛やリンパ節転移による下半身の浮腫がおきることがあります。
また、周辺臓器である精嚢に前立腺がんが浸潤すると精液に血が混じったりします。

詳しくは「前立腺の3大疾患」より、前立腺がんのQ&Aをご覧ください。

前立腺がんの原因は何ですか?

医学的な原因は、はっきり解明されていません。
しかし統計によって“前立腺がんになりやすい人”として明らかになっている事実があります。
最大の要因は加齢によるリスクの増大です。
2つ目は遺伝です。
3つ目は、俗にいう欧米化した食生活です。
高カロリー、高たんぱくの食事やバランスの悪い食事は前立腺がんのみならず、すべてのがんや病気の原因になります。
4つ目は男性ホルモンの影響説、
5つ目が人種です。アフリカ系アメリカ人、欧米人の罹患率が高く、アジア人の罹患率はまだまだ少なめです。

詳しくは「前立腺の3大疾患」より、前立腺がんのQ&Aをご覧ください。

前立腺がんの症状は?

初期はほとんど症状がありません。そのため自覚症状での早期発見が難しいがんです。
ただし、前立腺がんを発症している場合は、ほとんどの場合前立腺肥大症を患っており、進行すると肥大症と同じような症状が出ます。
次第に排尿困難、夜間の頻尿、尿意切迫感、血尿など排尿に障害がみられるようになります。
時に、精液に血液が混じる血精反応がみられます。

詳しくは「前立腺の3大疾患」より、前立腺がんのQ&Aをご覧ください。

前立腺がんとはどんな病気ですか?

前立腺の腺細胞ががん化したものです。加齢によるホルモンバランスの変化が影響していると考えられています。近年増加しているがんですが、ゆっくり進行するため、早期に発見できれば根治しやすいがんでもあります。

詳しくは「前立腺の3大疾患」より、前立腺がんのQ&Aをご覧ください。

前立腺炎の治療法は?

症状が改善するまでは数ヶ月単位と、治療に時間がかかります。根気よく確実に治療を続けていきましょう。
●薬物療法
【抗生物質】急性前立腺炎の場合、慢性化させないように原因細菌に効く抗生物質を最低でも4週間投与します。
高熱で緊急を要する場合は、入院が必要になります。
慢性前立腺炎の場合も2〜4週間の投与が行なわれ、植物エキス剤を服用することもあります。
●生活改善
【改善因子】慢性前立腺炎を悪化させる因子として、飲酒癖、過労、緊張、ストレス、長期座位、刺激物の多量摂取、射精不足、熱いお風呂、慢性的な骨盤底筋への物理的刺激などがあります。
改善因子として、水分摂取を促す、整腸、温座浴、軽い運動、一定期間ごとの射精などに効果があります。

詳しくは「前立腺の3大疾患」をご覧ください。

慢性骨盤疼痛症候群(CP/CPPS)の症状と診断方法は?

慢性骨盤疼痛症候群(CP/CPPS)は、骨盤付近に半年以上続く痛みを総称した言葉として用いられています。
症候群ですから症状は一緒でも原因は個々に異なりますが、男性の場合は慢性前立腺炎が原因であることが多く、症状と診断方法は、慢性前立腺炎とほぼ同じと捉えています。

詳しくは「前立腺の3大疾患」をご覧ください。

慢性前立腺炎の症状と診断方法は?

【症状】急性前立腺炎と同じように、頻尿や尿意切迫、排尿困難、会陰部痛、会陰部不快感などの膀胱刺激症状があります。
【診断方法】直腸診で前立腺に触れると尿意をもよおすぐらいの軽い痛みがあります。
診断は超音波検査で前立腺の状態を確認し、尿の細菌培養で原因菌を調べます。菌がいる場合といない場合があります。
前立腺マッサージをした後、尿を検査し、白血球の数や細菌の有無を調べることもあります。
気づかないうちに罹患していることが多く、急性から慢性に移行することもあります。

詳しくは「前立腺の3大疾患」をご覧ください。

急性前立腺炎の症状と診断方法は?

【症状】排尿後の熱感や痛み、頻尿、尿意切迫、会陰部痛などが上げられます。
尿は濁り、血尿や尿道から膿みが出ることもあります。
悪寒や高熱、食欲不振などの全身症状を起こすこともあります。
【診断方法】直腸診ですぐにわかります。肛門から指を入れて直腸の壁から前立腺に触れると飛び上がるほどの痛みがあるからです。
※急性期に前立腺を触ると悪化するケースがあるので、行わないこともあります。
尿には白血球や細菌尿が見られ、必要に応じて血液検査も行います。

詳しくは「前立腺の3大疾患」をご覧ください。

前立腺炎の原因菌は何ですか?

尿道から入ってきた細菌の感染が原因で起こります。
急性前立腺炎の原因菌は、大腸菌や緑膿菌などのグラム陰性桿菌です。
慢性前立腺炎の原因菌は、急性前立腺炎と同じグラム陰性桿菌のほかに、クラミジアやトリコモナスなどの弱毒性微生物が加わります。

詳しくは「前立腺の3大疾患」をご覧ください。

前立腺肥大症の治療法は?

薬物治療と手術療法があります。
かつては手術で前立腺を切除するのが主流でしたが、現在では薬物療法が中心となっています。
ただし薬は症状を軽くすることはできますが、完全に治すことはできません。
また、前立腺肥大症でも排尿に不便を感じていなければ治療の必要はありません。

詳しくは「前立腺の3大疾患」から「Q. 前立腺肥大症の治療法は?」をご覧ください。