前立腺にやさしい生活 抗酸化生活ディクショナリー

がんの正体と遺伝子異常の原因

がんの正体は遺伝子異常。遺伝子異常の原因は活性酸素です。

私たちの体には、活性酸素から身を守るため、抗酸化酵素などによる防御システムが備わっています。ところが加齢とともに防御力は弱まってしまいます。反対に活性酸素が増え過ぎることで、体のあちらこちらに活性酸素の害が及んできます。

活性酸素とは、「ほかの物質を酸化させる力が非常に強い酸素」のことです。がんの発症にも、活性酸素は深く関わっています。遺伝子に傷がついたとき、正常な細胞のがん化につながります。傷つける物質のひとつが、活性酸素というわけです。

もっと詳しく!活性酸素を減らすための6つの生活習慣

1.たばこは控える

タバコの煙には活性酸素や、その発生を助長する有害物質が数多く含まれています。

2.アルコールをとり過ぎない

肝臓がアルコールを分解するときに、活性酸素が発生します。

3.ハードな運動をしない

激しい運動は呼吸量を急増させ、活性酸素の発生を促します。反対にウォーキングや水中歩行程度の軽めの運動は、抗酸化酵素の働きを高め、体の酸化を抑えます。

4.ストレスをためない

ストレスを受けると一時的に血液の流れが悪くなり、これが元に戻るときに活性酸素が発生します。副交感神経を優位にするには、リラックスが必要です。

5.紫外線をさける

紫外線に当たると、皮膚細胞でも活性酸素が生成されます。シミやシワの原因も活性酸素です。

6.抗酸化食品を豊富に摂る

食べ物には、活性酸素の働きを抑えるさまざまな抗酸化成分が含まれています。ただし抗酸化成分は、どれかひとつを摂取すればよいというものではありません。どんなに強力な抗酸化成分も、それぞれの性質や作用に違いがあるため、力を合わせないと活性酸素には対抗できません。毎日の食事のなかでできるだけ多くの種類をとることこそが、抗酸化食生活のポイントです。

主な抗酸化成分

成分名 成分を含む主な食品
ビタミンC アセロラ、赤ピーマン、芽キャベツ、焼きのり、
煎茶の茶葉、グァバ、ゆず、レモン
ビタミンE ナッツ類、とうがらし、すじこ、鮎、いくら、いわし、
たらこ、煎茶の茶葉、植物油
カテキン 緑茶、番茶、ほうじ茶、煎茶
βカロテン 緑黄色野菜、マンゴー、パッションフルーツ、焼きのり、
プルーン(ドライ)
リコピン トマト、スイカ、あんず、ピンクグレープフルーツ、柿
フラボノイド 緑茶、ぶどう、食用菊、そば、たまねぎ、大豆、
ブルーベリー、レモン
セサミノール ゴマ類
アスタキサンチン 鮭、いくら、すじこ、金目鯛、エビ、カニ

前立腺肥大は良性の疾患ですし、前立腺がんも生存率の高いがんとして知られています。だからこそQOLの維持が予防になることをきちんと認識して、食生活とともに生活習慣に留意した毎日を送ることがとても大事なんです。 男性にとって前立腺がどれだけ大切なものかもわかったし、PSA検査の大切さも、知識を深めるにつれ腑に落ちました。