前立腺は、体の中に隠れた男の象徴。前立腺についてもっと詳しく。前立腺ディクショナリー

【前立腺】とは?

前立腺は男性だけにある臓器。なくても生きていくことはできますが、生殖活動のためにはなくてはならない生殖器のひとつです。
原形は胎児の10週目頃にでき、16週目で形が完成します。大きさは小指の爪ほどで、思春期まではほとんど成長しません。
思春期に入るとペニスと同調するように急に発育し、成人男性とほぼ同じ状態に近づきます。大きさはおよそ3cm、重さは20g程度で大型の栗の実のような形をしています。

もっと詳しく!前立腺はどこにある?

膀胱のすぐ下に尿道を囲むようにして存在しています。前立腺のすぐ前には恥骨があり、恥骨の裏に隠れています。
後ろには直腸があります。前立腺の真ん中には尿道が通っています。2本の射精管も通っています。

前立腺の働き

働きについてはまだわからないことも多く、わかっていることは、精液を分泌することと、射精におけるポンプの働きに大きく関係していることです。前立腺液は精液の一部となり、精子に栄養を与えたり、精子を保護する役割を果たしています。
また、前立腺は射精時に緊張を起こし、尿道と膀胱との接続部分を閉じ、精子が膀胱側に逆流するのを防ぎます。膀胱の出口の開け閉めにも関わり、尿道のコントロールを行なうのも前立腺の役目です。

もっと詳しく!前立腺のエイジング

年齢とともに体の器官が老化していくのは、生命の摂理。50歳を境にみられる前立腺の肥大も、肉体の老化現象のひとつです。
ただし、肥大が進むと尿道を圧迫し排尿障害をもたらしますから、老化によって日常生活に不便が生じる可能性のある器官でもあります。

前立腺肥大症と診断され、治療の効果が出始めた最近。同時に、前立腺は自分で守るしかないと実感。おしっこの出方も徐々に変わっていくものなので、排尿障害に自覚がない人もいるのが実情です。